2025/05/12

2025年5月号　しげクリ通信（1）

初夏の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか・・・・・？
さて今回は、ビタミンB3（ナイアシン）に関して解説いたします。
ナイアシンは糖質、脂質、タンパク質の代謝に不可欠で、エネルギー産生を助ける補酵素として機能します。
そのナイアシンがサポートする酵素が、実はLDH （lactate dehydrogenase、乳酸脱水素酵素）なのです。
LDHは高値である場合、一般的には肝臓や心臓、血液などのどこかの臓器、組織で細胞が破壊されていないかを判断するための 検査項目なのですが、低値である場合はその補酵素であるナイアシンが足りているか不足しているかの間接的な指標になります。
ナイアシンは、ナイアシン（ニコチン酸）、ナイアシン・アミド（ニコチン・アミド）の2つの分子の総称です。
これらは、人体の活動に欠かせない成分で、不足すると皮膚症状、下痢、口舌炎、精神疾患などを起こしてしまうことが知られていますが、 実は近年、このナイアシン不足によりLDH値が低い方が増加してきていると感じます。

2025/05/12

2025年5月号　しげクリ通信（2）

ナイアシンは、最近の研究により、別名「長寿遺伝子」や「抗老化遺伝子」とも呼ばれている サーチュイン遺伝子に作用することが明らかにされています。
サーチュイン遺伝子は細胞の老化や寿命に影響を与える遺伝子群で、細胞の修復や老化の抑制に役立つとされており、 ナイアシンは栄養が偏っている現代人には必須な栄養素であると言えます。
さらにサーチュイン遺伝子に作用することが知られているのが、 ナイアシンの代謝物であるニコチンアミド・モノヌクレオチド（nicotinamide mononucleotide、略称:NMN）です。
LDHが低値の方はナイアシンも不足しており、NMNも不足していると言えます。
そこで現状を鑑み、当院ではこのNMN点滴療法を各種点滴療法に加えることにいたしました。
ご興味ある方は是非ご相談ください。

2020/12/21

【重要】予約内容 確認画面の「受付メモ」に必ず症状のご入力をお願い致します。

新型コロナ・ウイルス感染症の拡大に伴い、熱発がなく、軽い風邪症状でも
新型コロナ・ウイルス感染症のケースが増えています。
風邪症状のある方はお電話にてご連絡ください。

2020/09/01

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